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手術当日 | 稽留流産の体験記③ 〜手術が不安な方へ〜

流産の体験記

こんにちは。
はじめての妊娠で稽留流産を経験し、4ヶ月後に再び妊娠、現在、マタニティライフ真っ只中のmonakaです。

追記:39週4日目に、経膣分娩で元気な男児を出産しました!妊娠中も大きな問題はなく、無事に出産まで過ごせました(^^)

今回は、手術当日のことを書いています。

ちなみに病院は、渋谷区広尾の日本赤十字社医療センターで手術を受けました。

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結婚指輪は外して行くべき

  • 7時 起床
    朝は7時以降は絶飲食でしたが、起きたのが6:55でまさかのギリギリ。
    超特急でシリアルをかきこみました。
    夫も一緒に、寝起きシリアルに付き合ってくれました。笑

夜ご飯まで何も食べられないので、朝ごはんは意地でも食べましょう!!!

  • 10時 入院
    入院手続き。
  • 10時30分 準備
    身長、体重、血圧、検温をしてから、点滴の針を入れる。

看護師さんに、当日の流れの説明を聞きました。
まずは先生の診察と、前処置があるとのこと。
パジャマに着替えて、待機するように言われました。

結婚指輪も外すように指示がありました。
貴重品ボックスにそのまま入れましたが、結婚指輪は家に置いてくればよかったなーと思いました。

激痛とウワサのラミナリアにビビる

  • 11:30 前処置
    ついに、前処置、ラミナリアがきてしまった…!
    ドキドキ。超緊張。

お腹の中で、チクッとする感覚がありました。
すんごい緊張して体固まってたけど、そんなに時間はかからず、思ったよりすぐに終わりました。

先生に、

「もう痛いの終わってますからねー」と言われて、

「え、あ、そうなの?」

という感じ。笑

ラミナリアのあとにお腹が痛くなる、という人もいるらしいから覚悟してたけど、私の場合は何も感じず。
確かにちょっとお腹に違和感はあって、ズーンと感じるけど、生理痛よりは全然まし、という感じ。

そのまま、ダウンロードしておいた海外ドラマをずっと見ました。
トイレも普通に行く。
「もし詰めているガーゼが出てしまったらナースコールしてください」(どういう状況?)と言われましたが、全然、大丈夫でした。

で、そこからが暇で、海外ドラマを3話くらいイッキ見しました。笑

ちなみに。。

これは完全に余談ですが、この時間で、夫に手紙を書きました。

実はこの日、まさかの、1年目の結婚記念日だったのです…!ある意味、すごいタイミング…!泣

予定していたディナーも、プレゼントの用意も全部キャンセルになったので、何かしたいと思い、かばんに入ってたノートに、つらつらとラブレターを書きました。

が、30%くらい書いたところで、「点滴を始めますねー」の声が。笑

「…ちょっと物を書きたいんですけど大丈夫ですか」と聞いたら、
「そんなに力を入れなけければ大丈夫ですよ」とのことで執筆再開。

が、点滴しながらだと痛くて全く力が入らず、結果、途中からミミズのような震える文字で、かろうじて読めるラブレターを書き切りました。

その時は必死だったけど、冷静に思い返すと、なんのメロドラマか(恥)!!!
と自分にツッコミたくなります。笑

手術中の記憶

  • 14:30 手術スタート

トイレを済ませておいてください、とのこと。
少し前に済ませていたので、そのまま待機。

車椅子で分娩手術室へ移動しました。
手術室は、分娩室と同じフロアで、今まさに出産中!!な人の部屋の前を通りました。

覚悟はしていたけど、さすがにちょっと複雑な気持ち。

手術室に到着。
準備がどんどんと進みました。
色々な機器が体につけられて、同時に、両足を袋で包んだり処置がされていきました。
器具が入って、ラミナリアのものを取り、いよいよ手術へ。

エコーでお腹を押されて、ちょっと苦しいと思った頃に、麻酔の薬が入りました。
徐々にふらふらと眠くなりましたが、静脈麻酔なので、完全に意識がなくなるという訳ではありません。

限りなく意識はないに近いけど、頭のどこかで状況理解はしていて、夢の中にいる感覚。

手術が進む感覚も何となくあって、多分、結構痛くて、うーーーと唸ったり、「痛い(泣)」とか言ってた気がします。
でも夢の中みたいな感じで、確かではない。笑

手術が終わって、耳元で「終わりましたよ」という言葉がなんとなく聞こえました。
眠ったり、現実世界に戻ったり、眠ったり、が続く中で、周りが片付けが進んで、私の回復待ちな様子がなんとなく分かる。

「迎えが来ますからね」と耳元で言われて、おそらく待つこと数分。
ストレッチャーが来て、「転がれますか?」との耳元の囁き(天の声みたいな感覚)に導かれて、ストレッチャーに乗り、病室のベッドへ。

夫と合流

ベッドに戻った頃には、60%くらい意識は戻っていました。

夫がカーテンから顔を出して、ハグしてくれて、手を握ってくれて、そこで涙腺が崩壊。
赤ちゃんがいなくなったから、という涙ではなくて、夫に会えた安心感で、緊張の糸が解けた号泣でした。

夫は、ひたすら「大丈夫だよ」「頑張ったね」を繰り返してくれていた気がします(ごめん覚えてない)。

その後は、面会終了時間まで、ずっと二人で色々な話をしました。
手術のこと、これからのこと、保険のことなど。

あと、とにかくお腹が減って辛かったので、「明日は絶対これが食べたい」というリクエストを伝えまくりました。笑

6時頃にようやく病院食が届いて、夫も売店で軽食を買ってきて、一緒に食べました。
その後、5日分処方された薬を3種類を飲みました(抗生物質、子宮収縮剤、痛み止め)。

まさかの結婚記念日ディナーが、病院食になるとは……。

こうやって夫婦になっていくんだね(?)と笑いながら、予想通りだいぶ味の薄目な病院食を完食しました。

面会時間終了になり、夫は帰宅。
私も、海外ドラマを少し見て、早めに寝ました。
夜もお腹が減って辛かった。。

ちなみに、夜、大部屋で、全っ然眠れませんでした。

大きないびきの大合唱と、夜中でも2時間おきに点滴を変えるために看護師さんが来て、その度に会話をしている方がいました。
結局朝までまとまって時間を取って眠れず。。

大部屋は大部屋のよさがあるかもしれないけど、「次に入院する時は絶対に個室にしよう」と心に誓いました。

 

手術翌日 | 稽留流産の体験記④ 〜手術が不安な方へ〜へ続く

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